商品概要
光散乱式デジタル粉じん計 Model3432は、オートキャリブレーション機能を搭載で、ビル管法の空気環境測定に最適な粉じん計です。
特長
- 1.1kg(乾電池除く)の小型・軽量設計で、持ち運びが容易
- オートキャリブレーション機能の搭載により、バックグラウンド・感度調整をそれぞれ約6秒で完了
- 押し間違え防止のため、ゆったりとしたボタン配置を採用。使用頻度の高い[POWER]、[START ・ STOP]ボタンには見やすい蛍光色を使用
- バックライト付きの大画面液晶を搭載。瞬時にカウント値を表示する他、カウント値のバーグラフ、測定残り時間のバーグラフなどの多彩な表示機能で測定・解析作業をサポート
- 測定時間を6、10、30秒または1、2、3、5、10分から選べる「標準モード」の他に、1~59秒の範囲では1秒単位、1~99分の範囲では1分単位で設定できる「自由設定モード」、および任意のタイミングで[START・ STOP]ボタンを押すことで、測定を開始・終了することができる「マニュアルモード」の3種類から選んで測定
用途
- 建築物衛生法(ビル管法)に基づく空気環境測定
- (財)ビル管理教育センター較正認可モデルです。建築物衛生法(ビル管法)に基づく空気環境測定に
- 分煙効果確認のためのたばこの煙の測定
- 分煙環境において分煙対策の効果の評価にご使用いただけます
- 工場における空気清浄度の測定(精密機器、計器、電子部品、食品、薬品など)
- 空気の清浄度が要求される環境において清浄度の評価に
よくある質問
Q:K値(質量濃度換算計数)とはなんですか?
A:光散乱式粉じん計で求められる測定値は相対濃度、cpm(count per minutes)と呼ばれるものです。K値とは、このcpmを、一般的に粉塵の評価に用いられる単位である質量濃度(mg/m3)に換算する際に必要な係数です。
K値は、エアサンプラーによって粉じんを捕集し、その質量を精密電子天びん等を用いて計測することで求められます。
Q:測定する際に、K値は必ず必要ですか?
A:粉じんの評価については、相対濃度を用いても問題ない場合や、絶対値としての精度を求めないも多く、またずい道などその業界において粒子系が大きく変わらないとされる場合はガイドライン等でK値が定められていることもあります。
そのため光散乱式粉じん計を使用するからといって、必ずしもK値を事前に求める必要があるわけではありません。
構成品
ACアダプタ×1、フィルタ×2、肩掛けベルト×1、取扱説明書(本体用:1部)、簡易取扱説明書(シール:1枚)、液晶保護シート×1、ゴムキャップ×1、ゴムキャップ紐×1、マンガン電池(テスト用:6本)
オプション
ビル教較正費用、トレーサ体系図、校正証明書:合計1枚 宛名等、成績書、トレーサビリティ証明書(トレーサ体系図+校正証明書):合計2枚 宛名等、キャリングケース、ACアダプタ-(9V)、液晶保護シート
仕様
型式 |
Model 3432 |
測定範囲 |
0.001~10.000mg/m3(1CPM=0.001mg/m3) |
測定精度 |
±(指示値の10%+1)カウント |
測定モード |
標準モード |
6、10、30秒、1、2、3、5、10分 |
自由設定モード |
1秒~59秒または1~99分の間で設定 |
マニュアルモード |
測定の開始・終了を手動操作で行う |
電源 |
単3形電池(1.5V×6本:マンガン電池、アルカリ電池、Ni-MH電池)およびACアダプター(オプション) |
外形寸法 |
162(W)×60(H)×102(D) mm (突起部除く) |
重量 |
1.1 kg(電池は含まず) |
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