【ガステック製】検知管式気体測定器の使い方と測定対象別検知管早見表
検知管式気体測定器は迅速・簡単にあらゆる気体が測定出来ます。
当記事では株式会社ガステック製の検知管式気体測定器の使用方法と検知管のご紹介をいたします。
そもそも検知管式気体測定器とは?
そもそも、検知管式気体測定器とはいったいどのようなものなのでしょうか?
検知管式気体測定器とは、検知管と気体採取器で構成される検知管式の気体測定器で、検知管と気体採取器を接続し、対象ガスを吸引し色の変化でガス濃度を測定することができる測定機器です。検知管に一定容量吸引すると、試料ガス中の測定対象ガスが検知剤と反応を起こし入り口側から変色します。その変化した目盛を見ることで、濃度を読み取ることが出来ます。
反応する仕組みとしては大きく2つあり、一つは対象ガスと発色試薬が直接反応するものもう一つは対象ガスを他のガスに変えて、そのガスと発色試薬との反応を利用するものがあります。
ガステック製検知管式気体測定器の特徴
ガステック製の検知管式気体測定器には、下記のような特徴があります。
- 操作が簡単
- 目盛をそのまま読み取るだけの判りやすい直読式
- 幅広い測定範囲をカバー
- 長い有効期間
- 品質保証のQC.NO.を検知管1本1本に表示
検知管式気体測定器の使い方
操作簡単!というものの、使ったことがないと一体どれだけ簡単なのかのイメージが湧かないかと思います。そこで、画像付きで簡単に使い方をご紹介するので、気体測定器の検討をしている方は、ぜひ参考にしてください。
1.検知管の両端をカットする
2.気体採取器に検知管を差し込む
3.一気にハンドルを引きガスを吸引する
4.フィニッシュインジケータで吸引が終了していることを確認し、検知管を抜く
※吸引が終了したらインジケータが白色になります。
5.検知管の目盛を読み取る
検知管式気体測定器が使われている分野・現場
検知管式気体測定器は、いったいどのようなところで使用されているのでしょうか?検知管式気体測定器の活用の幅は広く、
製鉄プラント・造船所・食品製造工場・半導体工場、電力会社・実験室・電車・客船・病院・会議室・劇場・ホテルなど
上記をはじめとしたさまざまな分野や現場で活用されています。
測定対象気体名別!対応ガス検知管早見表
測定対象気体別の検知管一覧です。ご希望のガス種から該当の検知管をお選びください。
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