「砂置換法って何??」土質・コンクリート試験に関するキーワードについてご紹介♪
こんにちは!測定キューブです♪
測定キューブでお問合せを多くいただく土質・コンクリート試験に関するキーワードついて、簡単にご紹介させて頂きます☆彡
第2回目は「砂置換法」についてご紹介します!
1.「砂置換法」って何??
「砂置換法」は、土の体積を求める方法の一種です。
JIS規格では、
「掘り取った試験孔に密度が既知の砂材料を充?し,その充?した質量から試験孔の体積を求める方法」と定義されています。
簡単に説明すると・・・
土の体積を直接測定する事は困難なので、予め密度のわかっている試験用砂を土に置き換えて体積を測定する方法ということです。
土の密度=土の単位体積当たりの質量 ですので、
土の体積と土の質量がわかると、「土の密度」を求めることが出来ます。
★「土の密度」とは、土の緻密さや締まり具合の程度を表すもので、土木・建設現場の施工管理等の際に必要とされる値です。
一般的に「土の密度」の値が低いと粘土では含水比が大きく、沈下しやすく強度も弱い不安定な状態にあり、砂では支持力が小さく、地震により流動化しやすい状態にあると言えます。
2. 砂置換法による土の密度試験方法 / JIS A 1214
砂置換法を用いて土の密度を求める試験の方法については、
「砂置換法による土の密度試験方法 / JIS A 1214」で定義が定められています。
試験に必要な機器は、全て測定キューブで揃います!
「締固めた土のコーン指数試験方法 / JIS A 1228」機器一覧
≫ 密度測定器(JIS型現場測定装置) [KS-61]
≫ 収納箱 [KS-62]
≫ 豊浦硅砂 [KS-63]
≫ はかり [KS-65]
≫ ふるい [KS-66]
≫ はけ [KS-67]
商品のお見積依頼、ご購入は各商品ページからどうぞ♪
3. 土の密度測定試験方法一覧
「砂置換法による土の密度試験方法 / JIS A 1214」の他にも、土の密度を求める為の試験方法がございます。
測定対象の土の性質によって、最適な試験方法をご選択下さい♪
■最大粒径が53mm以下で試験孔の孔壁が自立する土を対象とする場合 には、
≫ 砂置換方による土の密度試験方法 / JIS A 1214をご選択ください
■最大粒径が150mm以下の土を対象とする場合 には、
≫ 突き砂による土の密度試験方法 / JGS 1611をご選択ください
■細粒土を対象とする場合 には、
≫ コアカッターによる土の密度試験方法 / JGS 1613をご選択ください
試験に必要な機器に関しては、リンク先にてご確認下さいませ。
★その他土質・コンクリート試験に必要な機器をお探しの際は、
試験方法・規格から必要な機器を一発で探せるサービス『土木機器一発検索』をご利用ください
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