くまざわしんのすけの計測日記~その13~

みなさまこんにちは!測定キューブのふかざわともこです。

なんだか一気に夏が来た感じですね。測定キューブはとっても日当たりのいいオフィスということもあり、それはもう。。。暑いです。これからどんどん気温が上がることを考えると若干不安になりますが、今日も元気よく計測していきましょう!

さて、本日のテーマは【表面粗さ計SRT-6200】です!

こちら!どん!

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なじみがない?地味? そうなんです。。。名前のとおり、これは表面の粗さを計測するものなのですが何に使われるのか、ちょっとイメージがわきづらいですよね?

 

そもそも「粗さ」ってなんなのでしょうか?

粗さとは、簡単に説明すると、表面のでこぼこのことです。さわり心地がつるつるしているとか、ざらざらしているとかといったことは、すべて表面粗さに関係しています。

では、何のために粗さを測定するのでしょうか?

実は対象の塗料が乗りやすい粗さ、材料が磨耗しにくい粗さなど、それぞれの材料や目的に応じて適切な粗さというものがあり、それらを管理する必要があるのです。

粗さの数値が大きければいいとか、小さければいい、という一元的な決まりがあるわけではなくその製品にとって適切な粗さかどうか、ということが大切なんですね。

 

粗さというものがなんとなくわかったところで(本当はとっても難しいのですが、割愛します。。)

もちろん、本日もくまざわ店長が実際につかってみます!

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適当な金属がなかったので(こちらは金属専用なのです)付属のテストピースを計測してみました。

Raという単位で3.66μmという数値が出れば成功です☆

(数値が合わない場合はCALボタンと増減ボタンで調節してくださいね)

 

ちなみに本日紹介している粗さ計は、先端のプローブが対象を引っかくことで粗さを検出します。

ISO、DIN、ANSIおよびJISの4つの規格と互換性をもっている優れものなんです。

 

もちろん今回ご紹介した粗さ計以外にも、さまざまな場面で使える機器を多数ご用意しております。

計測でお困りのことがございましたら、まずはご相談くださいね☆

 

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