商品概要
COD測定セットには、測定器本体、CODテストチューブ(25本入り、低レンジ/中レンジ各1セット)、リアクターRD125、バイアルスタンドが含まれます。
特長
- LovibondのCOD測定セット
- LovibondのCOD VARIOセットは最低限の操作で精度良くCODを測定することができます。CODを吸光光度法を用いて、「mg/L(またはg/L) O2」の単位で測定します。
- 3つの測定範囲
- 低レンジ(LR): 0~150mg/L (ISO 15705:2002準拠)
- 中レンジ(MR): 0~1,500mg/L (ISO 15705:2002準拠)
- 高レンジ(HR): 0~15,000mg/L
- ユーザーによる試薬調製不要
- 塩化物イオンの影響をマスキング可能
- 最大で1,000mg/L (LR/MR),10,000mg/L (HR)まで
CODを簡単に測定
排水管理における代表的な指標であるCOD(Chemical Oxygen Demand =化学的酸素要求量)を測定するために必要な測定器・加熱分解リアクター・試薬をセットにしました。測定に必要なサンプル量を最小限に押さえ、また使用する試薬の量も予めバイアルに封入してあります。測定結果は、水中に存在する有機物を化学的に酸化分解するために必要とされた酸素の量として表示されます。
吸光光度式COD測定器
LovibondのCOD測定器は、0から最大15,000mg/L O2まで幅広い範囲のCOD測定に対応します。2種類のLED光源(λ1 = 610nm; λ2 =430nm, ISO 15705:2002準拠)は長期間安定し、防水仕様の本体、大きくて見やすいデジタルディスプレイ、操作性を向上させたキーパッド等、様々な特長を有します。
加熱分解リアクター RD125
リアクターRD125では、加熱温度や加熱時間を本体のキーパッドを使用して簡単に選択することができます。選択できる加熱温度は3種類(100/120/150℃)で、加熱時間も3種類(30/60/120分)です。加熱分解が終了すると、リアクターは自動的にスイッチが切れ、ビープ音とLEDでお知らせします。RD125では直径16mmのバイアルを最大24本まで一度に分解できます。
構成品
仕様
本体
型式 | MD200 | ||||
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光学系 | LED光源、干渉フィルター | ||||
波長 | 430nm 干渉フィルター 610nm 干渉フィルター |
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波長精度 | ±1nm | ||||
測定範囲 | 0~150mg/L O2 0~1,500mg/L O2 0~15,000mg/L O2 |
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測定精度※ | ±3.5% FS | ||||
吸光度分解能 | 0.01A | ||||
校正 | 工場出荷時に校正済 ユーザー校正も可能 |
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電源 | 電池4本(使用時間:約53時間あるいは測定15,000回) | ||||
寸法・質量 | 190 x 110 x 55 mm、約455g |
加熱分解リアクター RD125
型式 | RD125 | ||||
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電源 | 230V 50/60Hz 115V 50/60Hz |
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消費電力 | 550W | ||||
寸法 | 248 x 219 x 171 mm | ||||
質量 | 3.9kg | ||||
材質 |
筐体:ABS |
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孔数 | 24孔 | ||||
孔径 | 16.2mm ±0.2mm | ||||
加熱温度 | 100 / 120 / 150℃ | ||||
プローブ | Pt100 Aクラス | ||||
温度安定性 | ±1℃ | ||||
加熱時間 | 30 / 60 / 120分 または連続(∞) | ||||
昇温時間 | 20℃から150℃まで約12分 | ||||
制御 | マイクロプロセッサー | ||||
オーバーヒート耐性 | 190℃まで耐熱性(アルミ加熱ブロック) | ||||
ビープ音 | 最大88db | ||||
加熱温度 | 100 / 120 / 150℃ | ||||
動作環境 | 温度10~40℃ 湿度85%以下 |
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構成品 | MD200本体,、リアクター RD125、CODテストチューブ2組(25本入り、0~150 mg/Lと 0~1500mg/L)、バイアルスタンド |
*記載の製品に関しては、改良のため予告なく仕様変更する場合もありますのでご了承下さい。
重クロム酸法COD測定セット MD200 VARIO COD測定セット | 計測機器購入するなら 測定キューブ