「デジタル酸素濃度計 / XO-326Ⅱs」 を使ってみた

こんにちは!
測定キューブ やぎです☆彡

測定器初心者の新人やぎがお送りする「メーカーさんに聞いてみたブログ」です!
初心者ならではの目線で、メーカーさんにどんどん質問していきたいと思います。
皆さまの機器選びのご参考になると嬉しいです♪

今日はシリーズ第5弾!
新コスモス電機様に「デジタル酸素濃度計 / XO-326Ⅱs」をご紹介いただきます。


本日のゲストと機器のご紹介

本日のゲスト:新コスモス電機 営業担当 H様 S様

設立以来、独自のガスセンサ技術を活かした家庭用ガス警報器、
工業用定置式ガス検知警報器、携帯用ガス検知器、さらにはニオイセンサと
その応用商品など幅広い分野の商品を開発。
測定キューブでもポータブル型ガス検知器を中心に、お客様に人気のガス検知器メーカーの1つ。

★これまでの「メーカーさんに聞いてみたブログ」記事はこちら
◆「マルチ型ガス検知器 / XA-4400Ⅱ」 を使ってみた
◆「レーザーメタンmini / SA3C32B-NJ」 を使ってみた

本日ご紹介の機器:デジタル酸素濃度計 / XO-326Ⅱs

xo-326iis

測定範囲0~25vol%、吸引式のデジタル酸素濃度計です。
コード長は1m・5m・10mからお選びいただけます。
単三型アルカリ乾電池2本で約15000時間の連続使用が可能!
タンク内、マンホール内、トンネル等地下工事現場、船倉船底等で、作業環境の安全確認と作業員の安全確保に。
デジタル酸素濃度計XO-326Ⅱの後継機種です。
詳細はこちら→ https://sokutei-cube.com/products/shosai/7502


やぎ(以下や):前回に引き続き、お越しいただきありがとうございます!新コスモス電機株式会社営業担当のH様とS様です。

弊社ショップマネージャーこばやし(以下こ):本日もよろしくお願いいたします。

新コスモス電機 H様 S様(以下H、S):こんにちは!よろしくお願いいたします。


XO-326Ⅱsを触ってみる

こ:それでは、早速XO-326Ⅱsを見せていただけますか?

S:はい!こちらです。

xo-326iis

や:ありがとうございます!
先日ご紹介いただいたXA-4400に比べると、少し大きめの機器ですが、手の小さい私でも十分に片手でも持てるサイズです。

xo-326iis
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や:こちらの黒いケースは付属品ですか?

S:はい!こちらは標準付属品のレザーケースです。
ケースの後ろにベルトループが付いていて、腰に装着することが出来ます。
作業服から落ちてしまう危険性がなく、安心してお使いいただけますよ。

xo-326iis
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や:横に付いている、小さいポケットのようなものは何ですか?

H:こちらはセンサーを収納するポケットです。マジックテープでホールド出来るようになっています。

xo-326iis

こ:コードもセンサーもスッキリ収納出来て、作業時に便利そうですね!

ちなみに、ケースに収納したままでも使えるんですか?

H:そのままお使いいただけますよ。ケースに入れたまま操作できますし、表示画面も読み取ることが出来ます。

xo-326iis

こ:こんな感じでしょうか。狭いところや暗いところでも使いやすそうですね!


XO-326Ⅱsのおすすめポイント

や:計測をはじめる前に、まずはXO-326Ⅱsの特徴やおすすめポイントについて伺いたいと思います!

各種メーカー様が酸素濃度計を製作されていますが…ずばり、XO-326Ⅱsの一押しおすすめポイントはなんですか?
ここは他社製品には負けないぞ!というセールスポイントを教えてください(笑)

xo-326iis

S:そうですね・・・(笑)

まず一つ目のおすすめポイントは連続使用時間です!
単三アルカリ乾電池2本で、約15000時間連続でご使用いただけます。

や:約15000時間!というと・・・

こ:約2年弱ほど連続で使用可能という事ですね!
充電や電池交換が面倒だというお客様にもピッタリですね。

や:単三アルカリ乾電池であれば、コンビニでもどこでも買えるので、万が一の電池切れの際も安心ですね。

他にもおすすめポイントはございますか?

H:ランニングコストの低さですね!
こちらの機器は年に一回のセンサー交換をおすすめしておりまして、弊社ではセンサー交換費用をお安く設定しております。
その他メンテナンスや校正など、ご購入後のサポート体制も万全です。
定期的なメンテナンスや校正を行いながら長く同じ機器をお使い頂くなら、XO-326Ⅱsがおすすめです。

こ:ランニングコストの低さは魅力的ですね!
やはり、国内メーカーでメンテナンスや校正をしていただけるのは大きなポイントですね。

や:海外でのメンテナンスや校正は費用も時間もかかりますもんね…

ちなみに皆さん何年くらい同じ機器を使われるのですか?

H:約7年程が一般的です。
電子部品の劣化が懸念されるので、7年以上ご使用の場合は機器の買替をおすすめしております。


旧機種XO-326ALとの違いは?

こ:XO-326Ⅱsは、XO-326ALの後継機種なんですよね。
買替のお問合せもよくいただくのですが、XO-326ALとはどんな違いがあるんですか?

S:XO-326ⅡsはXO-326ALよりも機能が向上しています。
連続使用時間、防爆性能、調整機能がパワーアップしております!

【 連続使用時間 】
(旧機種)XO-326AL:約80時間 →(後継機種)XO-326Ⅱs:約15,000時間
【 防爆性能 】
(旧機種)XO-326AL:i3aG4 →(後継機種)XO-326Ⅱs:Ex ia IIC T3(本質安全防爆構造)
【 調整機能 】
(旧機種)XO-326AL:21%手動調整 →(後継機種)XO-326Ⅱs:21%自動調整機能

や:旧機種では、連続資料時間はたったの約80時間だったんですね!
やはり、約15,000時間というのは魅力的なポイントですね。


選べるコード長さ

こ:XO-326Ⅱsはコード長さが選べるんですよね。
これは何mタイプのものですか?

コード長比較表

S:はい!コード長は1m・5m・10mからお選びいただけます。
こちらの機器は最も一般的な5mタイプですね。

xo-326iis

や:なるほど。5mタイプが主流なんですね。
他のタイプはどのような現場で使われているですか?

H:10mタイプはマンホール内や地下ピット内、大型の炉内等でご使用いただいていますね。
竿にケーブルを巻き付けて、高いところや横方向にセンサ部を伸ばして使うという使い方をされているユーザー様もいらっしゃいます。

や:吸引式のガス検知器には、そんな使い方もあったんですね!
ちなみに、ケーブルを巻き付ける竿は販売されていますか?

S:残念ながら販売はしておりません。皆様お手持ちのものをご利用頂いているようです。

こ:ケーブルの先につけるフロートはありますか?

や:フロート・・・?

H:フロートというのは、マンホール内など水がある環境で測定を行う際に、センサ部に水がつかないように水上に浮かせておくための浮き子の事です。
こちらの機器には専用のフロートはありませんが、センサ部に撥水性があるので測定時にセンサが壊れてしまったという事例はあまり聞いたことがないですね。

や:では、センサが水につかってしまっても大丈夫なんですか??

H:さすがに水につかってしまうと故障の原因になります。お気をつけくださいね。


XO-326Ⅱsでガス計測

や:それでは、そろそろ測定に移りたいと思います!
使い方を教えていただけますか?

S:はい!まずは[ON/OFF]ボタンを長押ししてください。

や:「3.2.1」とカウントダウン表示されて・・・「23.0%」で点滅・・・最終的に「21.0%」と表示されました!

xo-326iis

や:もしかして、これが旧機種には無かった新機能「21%自動調整機能」ですか?

H:その通りです。旧機種ではダイヤルを回してゼロ調整する必要がありましたが、XO-326Ⅱsには自動調整機能が搭載されています。
電源を入れた場所でゼロ調整をする事になるので、必ず清浄な空気下で電源を入れてくださいね。

や:わかりました!では、ゼロ調整が完了しましたので、外に出て測定してみましょう!

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こ:今日はこの階段で測定してみましょう。
ケーブルを下に落として…実際の現場測定のイメージはこんな感じでしょうか?

xo-326iis

S:そうですね。マンホール内等で測定される際は、そのようにケーブルを下に伸ばしてご使用いただきます。


XO-326Ⅱsの警報音を聞いてみる

や:警報音も聞いてみたいです!前回と同じく動画を撮らせていただけますか?

S:酸素濃度計ですので、センサ部に息を吹きかけると酸素濃度が減少して警報音がなりますよ。

や:やってみます!

こ:2段階で警報音が変わるんですね!警報音にあわせてライトが点滅するので、暗い作業場所でも安心ですね。


や:本日もありがとうございました!

シンプルで簡単な操作性。サポートも安心の日本メーカー製品。

充電やこまめな電池交換の煩わしさの無い約15000時間の連続稼働。

「XO-326Ⅱs」はガス検知器初心者の方にも使いやすい酸素濃度計だなと感じました!

旧機種のXO-326ALシリーズをお使いの方も、そろそろ買い替え時ですよ~!
(※XO-326ALシリーズは、2019年12月でメーカー部品供給が終了します。)


 

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それではまた!お楽しみに☆彡